■分析(測定)項目について 分析室では、浄化槽法第11条のBOD測定や、水質汚濁防止法、瀬戸内海環境保全特別措置法・大分県浄化槽指導要綱などにより定められる放流水の測定を、計量法に基づいて行っております。 当協会が分析を行っている項目は以下の通りです。
■BOD自動分析器を導入しました!!
この度、法第11条検査の効率的な推進を図ることにより、検査実施率を向上させることを目的にBOD検査を導入しました。分析室にBOD自動分析装置を設置し、年間数万基になるBOD測定の大幅な増加にも対応できるようになりました。
BODとは20℃において試料を5日間培養し、その間に微生物に消費される酸素の量を表します。このとき微生物は酸素を用いて有機物を分解するため、酸素の消費が多いと、有機物の量も多いということになります。 BODに関する酸素消費は主に以下の3つに大別されます。
一般的にいうBODは、主に1に相当するものです。ただ生物化学的処理を行った水などについては、水中に硝化細菌が繁殖していることがあるため、規格では1と2をあわせたものをBODとしています。3については、生物化学的な酸素消費ではないので、BODとは異なるものとされています。 BODは浄化槽の機能を総合的に示す指標であり、11条検査にBODを取り入れることで、検査の意義・信頼性がより高いものとなります。
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