大分県知事指定検査機関
 
水質検査項目

■分析(測定)項目について
 分析室では、浄化槽法第11条のBOD測定や、水質汚濁防止法、瀬戸内海環境保全特別措置法・大分県浄化槽指導要綱などにより定められる放流水の測定を、計量法に基づいて行っております。
当協会が分析を行っている項目は以下の通りです。
透視度 どれだけ水が澄んでいるか
pH(水素イオン濃度) 水のpH(酸性・中性・アルカリ性)を調べる
塩化物イオン濃度 塩化物イオンがどれだけあるか
残留塩素 水中に塩素が認められるか(消毒されているか)
DO(溶存酸素) 水中に溶けている酸素の濃度
BOD
(生物化学的酸素消費量)
微生物が有機物を分解する際に消費した酸素量
S-BOD(溶解性BOD) SSを除去した水のBOD
C-BOD(ATU-BOD) アンモニアの酸化反応(硝化)による酸素消費を除いたBOD
SS(浮遊物質) 水中の懸濁物質の濃度
MLSS
(活性汚泥浮遊物質)
水中の活性汚泥の濃度
MLVSS
(活性汚泥有機性浮遊物質)
水中の有機性活性汚泥の濃度
COD(化学的酸素消費量) 酸化剤で化学的に有機物を分解させる際に消費する酸素量
大腸菌群数 水中に存在する大腸菌群の数
ノルマルヘキサン抽出物質 水中の油分の濃度
総アルカリ度 水中のアルカリ成分の中和に必要な酸の量をCaCO3で表したもの
全窒素 水中の全ての窒素化合物に含まれる窒素の濃度
全りん 水中の全てのりん化合物に含まれるりんの濃度
アンモニア性窒素 水中のアンモニア性物質に由来する窒素の濃度
亜硝酸性窒素 水中の亜硝酸性物質に由来する窒素の濃度
硝酸性窒素 水中の硝酸性物質に由来する窒素の濃度


検体の持ち込みについて
  検体の持ち込みは、随時(土日祝、年末年始を除く。詳しくはお問い合わせください。)
  受け付けております。
  分析依頼から証明書発行まで約10日間必要です。
  お急ぎの方は、余裕を持って準備してください。(項目によっては10日間以上必要です。)

BOD自動分析器を導入しました!!

 この度、法第11条検査の効率的な推進を図ることにより、検査実施率を向上させることを目的にBOD検査を導入しました。分析室にBOD自動分析装置を設置し、年間数万基になるBOD測定の大幅な増加にも対応できるようになりました。

 BODとは20℃において試料を5日間培養し、その間に微生物に消費される酸素の量を表します。このとき微生物は酸素を用いて有機物を分解するため、酸素の消費が多いと、有機物の量も多いということになります。
BODに関する酸素消費は主に以下の3つに大別されます。

  1. 好気性微生物が、炭素系有機化合物を分解する際に消費する酸素量
  2. 硝化細菌が、窒素化合物(有機性窒素化合物やアンモニウムイオン・亜硝酸イオンなど)を分解する際に消費する酸素量
  3. 水中の酸素を科学的に消費する被酸化性物質(亜硝酸イオン・硫化物・鉄( II )など)による酸素消費

 一般的にいうBODは、主に1に相当するものです。ただ生物化学的処理を行った水などについては、水中に硝化細菌が繁殖していることがあるため、規格では1と2をあわせたものをBODとしています。3については、生物化学的な酸素消費ではないので、BODとは異なるものとされています。

BODは浄化槽の機能を総合的に示す指標であり、11条検査にBODを取り入れることで、検査の意義・信頼性がより高いものとなります。

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20℃に保たれた恒温室内に、自動分析システム・試料を希釈する自動希釈装置・希釈水製造装置を設置し、培養・測定も恒温室内で行うため、効率の良い測定が可能になります。

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土日対応自動BOD分析システム

 

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